小型FAコンピュータ「VPC-500シリーズ」に拡張スロット搭載モデルが登場:コンテック VPC-500P1
コンテックは、PCI Expressバス対応ボードを1枚実装できる小型FAコンピュータ「VPC-500P1」を発売した。
コンテックは2016年4月、PCI Expressバス対応ボードを1枚実装できる、小型FAコンピュータ「VPC-500P1」を発売した。
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VPC-500P1は、スモールフォームファクタのMini-ITを採用し、Low Profile PCI Express対応ボードを1枚実装可能な拡張スロットを搭載している。また、RS-232C/422/485ポートの他、アナログRGB/LAN/USBなどの拡張インタフェースを装備し、用途に応じて周辺機器を拡張できる。
CPUには、インテルAtomプロセッサE3845を採用。パフォーマンスを確保しながら、消費電力を抑えた。また、組み込み向けのWindows Embedded Standard 7(WSE7P)に対応しており、EWF機能を使用できる。同機能により、記憶装置への不要な書き込みや意図しないシステム改変を防止できる。
ラインアップは、ストレージ/OSなしの「VPC-500P1-77000B」、多言語対応モデルの「VPC-500P1-77413B」「VPC-500P1-77126B」「VPC-500P1-77129B」の4種。価格は、VPC-500P1-77000Bがオープン、VPC-500P1-77413Bが12万5000円(税別)となっている。
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