シュナイダーエレクトリック EcoStruxure
日本の製造業を「後付けでIIoT対応」させるIoT基盤
シュナイダーエレクトリックが需要に応じハードウェアやソフトウェア、ネットワークやインテグレーションなどを最適な形で組み合わせる「EcoStruxure」を刷新、提供を開始した。既存設備のIIoT対応を“後付け”で実現する。
シュナイダーエレクトリックは2016年12月8日、同社IoTプラットフォーム「EcoStruxure」を刷新、提供を開始したと発表した。
EcoStruxureは需要に応じハードウェアやソフトウェア、ネットワークやインテグレーションなどを最適な形で組み合わせるアーキテクチャとも呼べるもので、このアーキテクチャは具体的な産業別にあらかじめ大別されており、IoT活用の効果を早期に出せるように支援する。
産業分野としては「ビルディング」「電力グリッド」「工場・プラント」「データセンター」の4つが挙げられており、それぞれの産業分野に適した「接続性」「エッジコントロール」「分析」を提供する。これらは基本的にオープンな技術が活用されており、同社製品のみならず他社製品までも含めた適用が可能となっている。
「あらゆる階層でのスケーラブルなITとOTの融合を実現するのがEcoStruxureであり、既に2007年から提供し世界中で500万件以上の稼働実績を持つ。刷新により、より体系化された形で紹介できる」(シュナイダーエレクトリック 日本総括代表 シャムス・ゼン氏)
技術的には接続性などを担保する「インテリジェントプラットフォーム」、制御や自動化を担う「スマートオペレーションプラットフォーム」、見える化や分析といったクラウドよりを担う「デジタルサービスプラットフォーム」の3つを柱としており、さまざまな業種業界・利用局面に対応するため、パートナー企業の顔ぶれが多彩であることも特徴だ。
パートナー企業はARMやシスコシステムズ、インテルといったデバイスおよびネットワークに近い企業からマイクロソフト、SIGFOX、LoRa Alliance、MaxEAM、PTC(Thing Worx)といった産業オペレーション、SaaSに近しい企業、さらにはSlesforce、Zuora、kinveyといった製造業とは直接的な関わりを持たない企業も並んでいる。
同社では日本国内での今後の展開について、「日本の高度な製造技術をIIoT(Industrial IoT)対応にする」とその方針を掲げており、製造装置やプラントを手掛けるるいは導入する企業を対象にいわば“後付け”でのIIoT実現を果たす製品として、自社製品を訴求して考えだ。
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