アールエスコンポーネンツ XMC4800
産業機器間のEtherCAT接続を可能にするマイコン/開発キット
アールエスコンポーネンツは、Infineon TechnologiesのEtherCAT機能を搭載したARM Cortex-Mベースのマイコン/開発キット「XMC4800」シリーズの取り扱いを開始した。
アールエスコンポーネンツは2016年4月、Infineon TechnologiesのEtherCAT機能を搭載したARM Cortex-Mベースのマイコン/開発キット「XMC4800」シリーズの取り扱い開始を発表した。
同シリーズは、産業機器間のEtherCAT接続を可能にするマイコンおよび開発キットで、製造設備のIoT(Internet of Things:モノのインターネット)化を支援し、スマートファクトリーの実現に貢献する製品。EtherCAT接続が容易に行えるだけでなく、専用ASIC、メモリ、発振器などが不要となり、基板の省スペース化にも貢献する。
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EtherCATは、イーサネットをベースとしたFA・産業用途向けネットワーク通信規格。正確な同期、異常の診断、機能的な安全性を確保できるソリューションとして注目され、他のバスシステムよりもCPU負荷を低く抑えることもできる。
さまざまな装置/設備アプリケーションに適用可能
同シリーズでは、専用ロジックを搭載しているため、DSP、FPU、144MHz Cortex-Mコアといった処理能力をアプリケーションに割り当てることが可能。製造機器、スマートビル、医療機器、建設機械、太陽光・風力発電などのさまざまな装置/設備アプリケーションに使用できるという。
同シリーズは最大352KBのRAMと最大2MBのオンチップフラッシュメモリを搭載。入出力も充実しており、256のメッセージオブジェクトを備えた6つのCANノード、高性能ADC、DAC、デルタシグマ復調器モジュール、モータ制御用および汎用の取得・比較ユニット、サーボモータ位置検出インタフェース(POSIF)、安全重視の用途向けウィンドウウォッチドッグタイマー(WWDT)、システム制御ユニット(SCU)などの重要なオンチップリソースを搭載。Ethernet MAC、USBホストFull-Speed OTG機器、LEDおよびタッチセンサー式コントローラー、SDIO/MMCインタフェース、6つのユニバーサルシリアルインタフェースチャネルも統合されている。
Infineon製マイコン「XMC4000」シリーズとピン互換およびソフトウェア互換なので、既存XMC4000ベースの基板でハードウェアの評価が行える。また、EtherCATの性能を最大限に引出せるよう、Infineonの統合開発環境「DAVE」に対応した評価用の無料サンプルコードや、Beckhoff スレーブスタックツールを利用できる。
同シリーズには、IC単品(パッケージタイプ:「LPQFP100」「LPQFP144」「LFBGA196」から選択可)と評価キットがあり、いずれも「RSオンライン」から購入可能だという。
◎併せて読みたいお薦めホワイトペーパー:
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