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“トングの延長”という発想から生まれた遠隔作業装置「三軸トング」:アスラテック/浜野製作所
アスラテックと浜野製作所は、遠隔作業装置「三軸トング」を共同開発した。力覚をフィードバックするマスタースレーブシステムにより、手の届かない場所での多彩な作業を実現するという。
アスラテックと浜野製作所は2019年2月18日、遠隔作業装置「三軸トング」を共同開発したことを発表した。
三軸トングは“トングの延長”というコンセプトの下、両社が共同開発したロボットアームシステム。力覚をフィードバックするマスタースレーブシステム(バイラテラル)によって、手の届かない場所での多彩な作業を実現するという。
独自のトルクリミット装置により、外部からの衝撃を逃がしながら作業を継続
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