インバウンド(訪日外国人)の増加を受け、国や地方自治体などが中心となり、さまざまな誘致策が講じられ、その経済効果にも大きな期待が寄せられています。日本政府観光局のデータによると、2017年の訪日外客数は2379万1500人になる見通しだといいます。
これほどの外国人観光客が来る(2017年10月単月でも259万5200人が訪日)のですから、空港の手続きなども大変な時間を要します。空港での出入国手続きは有人、つまり審査官が一人一人厳格にチェックを行っているため、仕方がない面もありますが、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けてインバウンドは増加傾向にあり、手続きの合理化は急務といえるでしょう。
使いやすさの追求とパナソニックの強みが生み出した「顔認証ゲート」
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