ここ数年、LED式の信号機が急速に普及しています。普段あまり気にならないかもしれませんが、旧来の電球式の信号機よりも西日などの影響が少なく、省エネで長寿命、信号機の小型化にも貢献できるため、採用が全国に広がっています。クルマを運転される方であれば、取り換え工事の現場に遭遇したことがあるかもしれませんね。
警察庁の公式サイトによると、2017年3月末時点で、日本全国の車両用信号機は約127万個、歩行者用信号機は約101万個あるそうです。そのうち、LED式はどのくらいあるのかというと、車両用が約70万個、歩行者用が約50万個あり、日本全国にある信号機の約52.5%(車両用約54.9%、歩行者用約49.4%)が、LED式に置き換わっているようです。ちなみに、初めて車両用のLED式信号機が設置されたのは1994年のことで、愛知県と徳島県に整備されたそうです。
「NS」「KY」「KO」「SD」……いまさら気付いた「信号機」の魅力
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