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「ひとづくり」から始まらないIoTは進まない製造業のIoTスペシャリストを目指そう(2)(1/2 ページ)

IoTプロジェクトやスマート工場を計画・推進するには、産業システムや生産管理から、法律、データ分析、セキュリティなど幅広い知識が必要となります。ここではIoT検定制度委員会監修の下、製造業向けIoTの実践に役立つ問題を出題してゆきます。

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IoTは、なぜ進まないか?

 第4次産業革命とまで言われているIoT(Internet of Things)に対し、実際、どのように進めていいかを悩んでいる製造業は多数存在します。その大きな理由の1つに、IoTに関する技術(スキル)エリアが幅広く、そのスキルが複雑に関係していることを挙げられます。

 関連するスキルエリアとしては、産業システム、生産管理、法律、デバイス開発、無線ネットワーク、データ分析、セキュリティなどがあります。AI(人工知能)が発展してはいますが、「業務の課題を捉え、どのようにIoT技術を活用し、課題を解決していくかのコンセプトを検討する」のは“人(ひと)”です。つまり、IoTでは“ひとづくり”を最初に実施しないと、IoTは推進できないのです。

IoT人材の育成のポイント

 それでは、上記のIoT人材の育成は、どのように進めれば良いでしょうか?下記にそのポイントとなる項目について説明します。

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