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未パッチでも「停止」はできるように――過渡期ならではの「車のセキュリティ」を模索:カルソニックカンセイ 新会社「WHITE MOTION」(2/3 ページ)
カルソニックカンセイはフランスのサイバーセキュリティ企業であるQuarksLabとの合弁で、「車のセキュリティ」に取り組む新会社「WHITE MOTION」を設立した。サイバーセキュリティとセーフティの両立を目指すという。
「セーフティ」と「セキュリティ」の二軸を両立
車もサイバー攻撃のリスクと無縁ではないことが知られるにつれ、車本体のメーカーはもちろん、「Tier1」と呼ばれる大手部品サプライヤーなども、セキュリティを意識したモノ作りに取り組み始めている。その中でWHITE MOTIONは、「セーフティ(機能安全)」と「セキュリティ」という2つの軸を両立させることで特徴を打ち出していくという。
「車だけで考えると、サイバーセキュリティのナレッジがあまり豊富ではなくセーフティに寄りがちだ。一方でITはというとセキュリティを優先してセーフティが抜けがちだ。WHITE MOTIONにはこの二軸がそろっている」(蔵本氏)
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