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コーナー角75度のカッターボディーで高送り加工が可能:三菱マテリアル AHX475
三菱マテリアルの加工事業カンパニーは、多コーナー形汎用正面削りカッター「AHX475」の販売開始を発表した。
三菱マテリアルの加工事業カンパニーは2017年2月、多コーナー形汎用正面削りカッター「AHX475」の販売開始を発表した。AHXシリーズに加わるコーナー角75度のカッターボディーで、本体価格は6万8580〜19万6560円、インサートは1717円となる。
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多コーナー形汎用正面削りカッターAHXシリーズは、両面14コーナーが使用可能な7角形インサートを採用したコストパフォーマンスの高いミーリング加工用工具だ。今回、新たにコーナー角75度のAHX475を追加した。
AHX475は、低抵抗なダブルポジ刃形と厚みのあるインサートを採用。高能率な加工や、高送りなどの負荷がかかる加工に対応する。また、円すい形の着座がインサートの着座面積を確保するため、突発欠損時でも着座の損傷やボディーへの擦過損傷を抑制する。
加工径Φ50〜160mmの20型番をそろえ、2ブレーカー4材種8型番のインサートに対応する。
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