ニュース
日本の製造業を「後付けでIIoT対応」させるIoT基盤:シュナイダーエレクトリック EcoStruxure
シュナイダーエレクトリックが需要に応じハードウェアやソフトウェア、ネットワークやインテグレーションなどを最適な形で組み合わせる「EcoStruxure」を刷新、提供を開始した。既存設備のIIoT対応を“後付け”で実現する。
シュナイダーエレクトリックは2016年12月8日、同社IoTプラットフォーム「EcoStruxure」を刷新、提供を開始したと発表した。
EcoStruxureは需要に応じハードウェアやソフトウェア、ネットワークやインテグレーションなどを最適な形で組み合わせるアーキテクチャとも呼べるもので、このアーキテクチャは具体的な産業別にあらかじめ大別されており、IoT活用の効果を早期に出せるように支援する。
「EcoStruxure」の概要。エンドデバイスからエッジコンピューティング、クラウドまでを包括的にサポートする。既存システムへの導入も得意とするところであり、同社ではEcoStruxureについて「日本の製造業、エンジニアリングをIIoT対応にする」とメリットを述べる
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 故障予兆検知を実現する装置遠隔監視・モニタリングクラウドソリューション
東芝 インダストリアルICTソリューション社は、装置遠隔監視・モニタリングクラウドソリューション「Meister Visualizer Suite for O&M」を販売した。 - バズワードを抜け出す製造業IoT
IoT(Internet of Things)は確実に製造業の実務に生かされはじめている。アクセンチュアと日本オラクルが、その現状や将来の見通しについて語った。 - IoTシステムの構築は「計測」なくして語れない! 〜オンライン状態監視システムの構築事例から学ぶ〜
「IoTという言葉ばかりが先行し、実際に何をすべきか分からない」「収集したデータをどのように活用してよいのか分からず困っている」など。IoT導入の必要性に迫られながらもこうした課題を抱えている企業は多い。その解決策のヒントとして、「NIDays 2016」のセッションプログラムに登壇したイー・アイ・ソルによる講演、「IoT化のための導入ステップを基礎から学ぶ! オンライン状態監視システムの導入課題と解決事例」の模様を紹介しよう。 - 企業間のIoTをつないで、サプライチェーン全体を最適化する中堅企業向けIoTソリューション
NECは、サプライチェーンにおけるムダを排除し、コスト競争力・スピード感のある企業間連携を実現する中堅企業向けの「サプライチェーンマネジメントIoTソリューション」を製品化し、2017年1月から提供を開始する。 - 「ThingWorx」ベースのソリューションで、高度なアナリティクスモデルの作成/管理を実現
PTCジャパンは、IoTプラットフォーム「ThingWorx」の最新コンポーネントである「ThingWorx Analytics Builder」を発表した。