ニュース
UL Japan、愛知県に自動車業界向けのEMC試験所を開設:UL EMC関連試験場
第三者認証試験機関であるUL Japanは愛知県みよし市に、自動車業界向けのEMC関連試験所を開設する。2017年6月の稼働を予定する。
UL Japanは2016年11月24日、愛知県みよし市に自動車業界向けのEMC関連試験所を開設すると発表した。2017年6月の稼働を予定する。
開設される自動車業界向け試験場「UL Japan オートモーティブ テクノロジー センター」(ATC)は3m法電波暗室や自動車EMC用電波暗室、シードルーム、電気試験室、環境試験室、IOP(相互接続性)試験室といったEMC試験を軸とした施設を備え、カーオーディオやキーレスエントリーシステム、各種自動車走行部品などを対象とした試験を行える。
ATCの位置するみよし市は名古屋市と豊田市の間に位置し、周囲にはトヨタ自動車の工場など自動車関連産業に携わる企業が多く存在する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
125℃まで対応した車載向けのFPC/FFCコネクター
京セラコネクタプロダクツは2016年10月、車載向けの0.5mmピッチFPC/FFCコネクター「6288」シリーズに、−40〜+125℃までの使用温度範囲を可能にした高耐熱タイプを追加した。「完全自動運転の障害物検知は人工知能が不可欠」北米トヨタチーフエンジニア
トヨタ自動車の北米市場における開発を担うトヨタテクニカルセンター。製品開発部門のCE(チーフエンジニア)に、北米市場での自動運転の動向について聞いた。道路工事も自動運転開発の一環、ドイツの産官プロジェクト
ドイツでは、行政と自動車業界、IT業界が協力して自動運転開発プロジェクトを進めている。開発は車両制御やセンサーにとどまらず、ガードレールや路面の標示、道路工事まで対象に産官連携で取り組む。「業界初」ISO 26262準拠のTCL1ドキュメント
ケイデンス・デザイン・システムズがISO 26262に準拠した包括的なTCL1(Tool Confidence Level 1)ドキュメントの提供開始を発表した。