IoT(Internet of Things)は、新規ビジネスの創生や利便性の向上による市場獲得などが期待されている一方で「つながる」ことで発生するセキュリティ脅威の増大や、“1つのモノ”の障害が、ほかのモノに波及/拡大する危険性も懸念されている。
こうした現状を鑑み、独立行政法人情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア高信頼化センター(IPA/SEC)では、IoT機器/サービスの開発指針や、実装に向けた手引き策定し、経営者や開発者に検討してほしい事項をまとめ「『つながる世界の開発指針』の実践に向けた手引き」としてまとめた。本連載では、これら内容をより具体的に紹介していく。