宮田健の「セキュリティの道も一歩から」(53)

製品のサイバー攻撃対策をするなら、まず「家庭」から?(1/2 ページ)

「モノづくりに携わる人」だからこそ、もう無関心ではいられない情報セキュリティ対策の話。でも堅苦しい内容はちょっと苦手……という方に向けて、今日から使えるセキュリティ雑学・ネタをお届け! 今回は、製品におけるセキュリティ対策の重要性についてお話しします。

 総務省、および情報通信研究機構(NICT)、そして各インターネットプロバイダが協力して取り組んでいる「NOTICE」を覚えてますでしょうか。これは「サイバー攻撃に悪用されるおそれのあるIoT機器の調査」として行われているもので、既にインターネットに接続された製品に脆弱性がないかどうか、インターネット側から調査するという取り組みです。NICTがインターネット上のIoT機器への調査を行い、その結果脆弱性や弱いパスワードがそのままとなっている機器に関しては、インターネットプロバイダを通じ機器の利用者に注意喚起を行うというものです。

図1 NOTICEの取り組み 図1 NOTICEの取り組み(https://notice.go.jpから引用)

 2020年9月2日、NOTICEに関して新たな取り組みが発表されました。これまではNICTが調査のために機器に入力するID/パスワードを100通りから600通りに増やし、さらに深い調査を行うとしています。これは要するに「弱いパスワードのリスト」を増やし、現状行われているサイバー攻撃の実態にあわせていくということになります。既にパスワードをしっかり付け直している利用者ならばほぼ問題はないはずですが、例えば初期パスワードのままIoT機器を利用できるようになっている場合、今回強化されたNOTICE調査であぶり出される可能性があります。利用者の立場としては、インターネットに接続されるルーターやWebカメラなど、初期パスワードのまま運用されていないかをチェックしてみてください。

消費者目線での資料も増え始めている――まずは家庭を守るべし

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宮田健の「セキュリティの道も一歩から」

「モノづくりに携わる人」だからこそ、もう無関心ではいられない情報セキュリティ対策の話。でも堅苦しい内容はちょっと苦手……という方に向けて、今日から使えるセキュリティ雑学・ネタをお届けします。

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宮田健
宮田健

@IT記者を経て、現在はセキュリティに関するフリーライターとして活動する。エンタープライズ分野におけるセキュリティを追いかけつつ、普通の人にも興味を持ってもらえるためにはどうしたらいいか、日々模索を続けている。

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