製造業のIoTスペシャリストを目指そうSeason2(4)
IoT向け組み込みシステムで活躍するワンボードマイコンの構成とMCUの入出力(2/2 ページ)
解答と解説
解答
正解は、
4.PWMに対応したデジタルのGPIOポートは、疑似的なアナログ電圧を出力できる。
です。
解説
今回の問題は、組み込みシステムのMCUの入出力について確認しています。MCUにLEDやセンサーなどを接続するI/Oポートには、デジタル信号のものとアナログ信号のものがあります。
選択肢1.は、アナログ電圧のI/Oポートについてです。アナログ電圧は、入力用のポートと出力用のポートが兼用されることはほとんどありません。従って“誤り”です。
選択肢2.は“誤り”です。GPIOはデジタルの入出力用のポートで、入力と出力を切り替えて使用することが一般的です。
選択肢3.の説明は“誤り”です。MCUのI/Oポートは流せる電流の上限値があり、LED程度は駆動できても、大半のモーターは駆動できません。
選択肢4.の説明は“適切(=正解)”です。PWMに対応したGPIOは、デジタルのパルス信号ですが、そのデューティー比を変えることで平均電圧を調節できるので、疑似的なアナログ電圧を出力できます。
さて、今回の内容はいかがでしたでしょうか? また次回、IoT関連の知識、スキルアップに役立つ問題をお届けしたいと思います。お楽しみに! (次回に続く)
著者紹介:
末石吾朗(すえいしごろう)
東京電機大学 講師、テクノウォーカー/
サートプロ IoT技術講師
1977年、埼玉大学理工学部電子工学科卒業。第一種情報処理技術者、オンライン種情報処理技術者、マイクロコンピュータ応用システム開発技術者(中級)、デジタル工事担任者他の各種情報処理試験に合格し、組み込み技術、プログラミング、情報処理のセミナー講師、執筆活動などを行う。情報活用能力認定試験(J検)作問委員歴任。
主な著書(共著):「人工知能概論」(専門教育出版)、「C言語プログラミング」(一橋出版)、「ハイクラスC言語コンパイラ&インタプリタ」(技術評論社)、「応用情報技術者試験 午前精選予想問題集」(東京電機大学出版局)、「応用情報技術者試験 午後解法の手引き」(東京電機大学出版局)がある。
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製造業のIoTスペシャリストを目指そうSeason2
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