凸版印刷/クオンタムドライブ/電気興業
LEDの光でデータ通信する「光子無線通信技術」を用いたソリューション
凸版印刷は、LEDの光を利用してデータ通信を行う光子無線通信技術で、大容量データの無線通信を可能にするソリューションの提供を2018年10月下旬から開始することを発表した。
凸版印刷は2018年10月15日、LEDの光を利用してデータ通信を行う光子無線通信技術で、大容量データの無線通信を可能にするソリューションの提供を同年10月下旬から開始することを発表した。
同ソリューションは、凸版印刷、クオンタムドライブ、電気興業の3社により推進されるもので、クオンタムドライブが保有する光子無線通信技術と、電気興業が開発/製造する無線通信機器を活用し、凸版印刷が用途開発および販売を行う。
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4Kなどの高解像度動画データもスムーズに送受信できる
光を用いた通信のため、従来のように通信ケーブルの設置や電波が不要である。例えば、河川や道路間といった通信ケーブルの敷設が困難な場所での監視カメラ設置、電波の届かない水中やトンネル内での映像伝送、電磁ノイズなどにより安定した通信が困難な工場内でのデータ伝送、建設機械やロボットの遠隔操作にも応用可能であるという。
光子無線通信はLEDの光を利用してデータ通信を行う通信技術である。通信端末には発光部と受光部があり、通信を行う端末同士の発光部と受光部を合わせると通信が行える。最大通信速度は約750Mbpsを実現(同社実験値)。4Kなどの高解像度の動画データもスムーズに送受信できる。日中屋外でも最大約600mまで通信可能(実験値)で、雨による影響もほとんどない。LEDの光を遮ると通信は一時停止するが、遮断するものがなくなると通信を再開する。
なお、同ソリューションの本格販売に先駆け、ユニカが西武新宿駅前で展開する屋外デジタルサイネージ「ユニカビジョン」と、大通りを挟んで向かい側の特設カフェとを結ぶ通信回線として、同年8月27日から9月2日まで導入。ユニカビジョンの映像と特殊音声を特設カフェへ伝送する仕組みの提供を行った。
凸版印刷は同ソリューションを拡販し、2025年に約50億円の売り上げを目指すという。さらに、今後も光子無線通信技術を活用したソリューションを、さまざまな用途に向けて展開する。
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