WSTS 2017年春期半導体市場予測
2017年の半導体市場は11.5%増、日本国内も同規模成長
WSTS(WORLD SEMICONDUCTOR TRADE STATISTICS:世界半導体市場統計)の2017年春季半導体市場予測が発表された。主要地域の景況感改善や電子機器全般における半導体需要増を受け、前年比11.5%と伸びる予想だ。
景況感の改善を受けた需要増拡大を背景に、2017年の世界半導体需要は前年比+11.5%の成長が見込まれる――。WSTS(WORLD SEMICONDUCTOR TRADE STATISTICS:世界半導体市場統計)の2017年春季半導体市場予測会議がカナダのバンクーバーで開催され(2017年5月23日~25日)、その報告書では、2017年の半導体市場は3778億ドルと大幅な伸びを見せるとしている。
WSTSが予測した3778億ドルという2017年の世界半導体市場は、2016年の実績値(3389億3100万ドル)を大きく上回っており、前年比に着目してもここ数年では最も高い伸びを見せている。この予想についてWSTSでは「主要地域の景況感改善」「電子機器全般における半導体需要増」の2点を理由として挙げる。
製品別では、ディスクリートが+5%、オプトが+4.7%、センサーが+13.9%、ICが+12.6%(いずれも前年比)の伸びを見せると予想しており、ICの製品別ではメモリ(+30.4%)、アナログ(+7.5%)、ロジック(+6.5%)、マイクロ(+3.3%)の順にて前年比からの伸びを見せるとしている。
世界規模で大きな伸びを見せると予想される半導体市場であるが、傾向としては日本も変わらない。2016年の半導体市場は前年比マイナス成長であったが、2017年はプラスに転じ、前年比+11.6%の約3兆9145億円まで成長するとみられる。ただ、報告書ではこの金額を円換算すると前年比成長率は+6.6%まで低下する(1ドル108.6円にて計算)とも指摘している。
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