企業動向を振り返る 2016年7月版
ARMを手中に収めたソフトバンク/アナログ半導体大手ADIが競合リニアを買収
過去1カ月間のエレクトロニクス関連企業の動向をピックアップしてお届け! 2016年7月は、ソフトバンクグループによるARM買収や、Analog DevicesによるLinear Technology買収など、大きな買収劇が繰り広げられました。
2016年7月、最も注目されたのはソフトバンクグループによるARM買収ではないでしょうか。
ソフトバンクが半導体設計用IPベンダー大手のARMを3.3兆円(約240億ポンド)で買収するというニュースはエレクトロニクス業界のみならず、多方面で大きな話題となりました。ソフトバンクの孫正義氏は、「IoT(モノのインターネット)がもたらす重要なチャンスをつかむ」とコメントしており、今後の動向、展開も気になるところです。
ちなみに、エレクトロニクス技術の最新動向をお届けする専門メディア「EE Times Japan」の竹本達哉 編集長による今回の買収劇に関する考察記事「“IoTの勝者 ARM”買収でソフトバンクが狙うもの」は必見です!!
それでは、以下の一覧から2016年7月の主要ニュースをまとめてご覧ください。
エレクトロニクス関連企業動向 主要ニュース
2016年7月の企業動向(エレクトロニクス分野)
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[国内最大規模のエレ商社誕生へ、豊田通商が子会社2社を経営統合](/tf/articles/1608/18/news002.html#eejnews07_01)・
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[サイプレス、BroadcomのIoT事業の買収を完了](/tf/articles/1608/18/news002.html#eejnews07_02)・
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[OKI、日本アビオニクスからプリント配線板事業を取得](/tf/articles/1608/18/news002.html#eejnews07_03)・
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[SiC事業の強化を図るInfineon――Wolfspeedを買収](/tf/articles/1608/18/news002.html#eejnews07_04)・
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[IoT市場で勝負、ソフトバンクがARMを買収](/tf/articles/1608/18/news002.html#eejnews07_05)・
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[アナログ半導体大手Analog DevicesがライバルLinear Technologyを買収](/tf/articles/1608/18/news002.html#eejnews07_06)・
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[ソニー、電池事業を村田製作所に譲渡](/tf/articles/1608/18/news002.html#eejnews07_07)・
- eejnews07_01#
国内最大規模のエレ商社誕生へ、豊田通商が子会社2社を経営統合
豊田通商は2016年7月1日、子会社のエレクトロニクス商社2社を2017年4月に経営統合すると発表した。
経営統合するのは、いずれも豊田通商の完全子会社で、半導体/電子部品を扱う商社であるトーメンエレクトロニクスと豊通エレクトロニクスの2社。また経営統合後の新会社に豊田通商の海外現地法人でのエレクトロニクス事業も事業移管する。
この結果、新会社は、34カ所の海外拠点、約2000人の従業員を有する売上高約4600億円のエレクトロニクス商社となる。半導体/電子部品を扱うエレクトロニクス商社としては……(続きはこちら)。
提供 EE Times Japan編集部:2016年7月1日掲載
- eejnews07_02#
サイプレス、BroadcomのIoT事業の買収を完了
Cypress Semiconductorは2016年4月に、BroadcomのIoT(モノのインターネット)事業を買収すると発表していた。買収額は5億5000万米ドル(約550億円)。これにより、Broadcomが手掛けていたWi-Fi、Bluetooth、ZigBee関連の技術、IP(Intellectual Property)、製品が全てCypressに移管される。これらの製品の開発ロードマップも継承するので、BroadcomのIoT事業で開発やマーケティングに携わっていた約450人が、Cypressに移る予定だ。さらに、同事業の年間売上高1億8900万米ドル(2015年4月~2016年3月の数字)もCypressに加わる。
日本サイプレスの社長である長谷川夕也氏は、今回の買収の背景について……(続きはこちら)。
提供 EE Times Japan編集部:2016年7月6日掲載
- eejnews07_03#
OKI、日本アビオニクスからプリント配線板事業を取得
OKIは2016年7月7日、日本アビオニクスからプリント配線板事業を取得すると発表した。OKIはEMS(生産受託)事業拡大に向けて、難易度が高く信頼性が要求されるプリント配線板市場での事業強化を図る。
両社は、今回締結した事業移管契約に基づいて、2016年10月1日より技術と設備の移管や各種認定取得などを順次始める。2018年3月31日までには事業移管を完了する予定である。日本アビオニクスが手掛けてきたほぼすべてのプリント配線板事業は……(続きはこちら)。
提供 EE Times Japan編集部:2016年7月8日掲載
- eejnews07_04#
SiC事業の強化を図るInfineon――Wolfspeedを買収
Infineon Technologiesは2016年7月14日(ドイツ時間)、米Creeからパワー&RF事業部として分社化したWolfspeedを8億5000万米ドルで買収すると発表した。1億3000万米ドルは現金で、残りの7億2000万米ドルは借入金を当てる。Creeの取締役会およびInfineonの監査役会によって既に承認されているが、複数の規制当局での承認を待つのみとなっている。買収は2016年度末までには完了する見込みだ。
Creeは2015年9月に、LED事業に注力すべく、同社のパワー&RF事業を分社化し、Wolfspeedとすることを発表した。その際、2016年度内の株式公開を目指すとしていた。
WolfspeedはSiC事業をRFおよびパワー向けに展開していて……(続きはこちら)。
提供 EE Times Japan編集部:2016年7月15日掲載
- eejnews07_05#
IoT市場で勝負、ソフトバンクがARMを買収
ソフトバンクは2016年7月18日、ARMを3.3兆円(約240億ポンド)で買収することで合意したと発表した。ARMの14億1200万株を、1株当たり17ポンドで取得する。3.3兆円のうち2.3兆円は手元資金で、1兆円はローンを当てる予定で、ソフトバンクは買収資金を全額確保済みとしている。買収は2016年9月30日までに完了する予定で、ARMのブランド名およびビジネスモデルは保持される。
ソフトバンクの社長である孫正義氏は、ARMを買収することで「IoT(モノのインターネット)がもたらす重要なチャンスをつかむ」とコメントしている。
ARMのCEOであるSimon Segars氏は、ビジネスは順調だったので積極的に売却先を探していたわけではない、としながらも……(続きはこちら)。
提供 EE Times Japan編集部:2016年7月19日掲載
- eejnews07_06#
アナログ半導体大手Analog DevicesがライバルLinear Technologyを買収
アナログ半導体の大手Analog Devices(ADI、アナログ・デバイセズ)は2016年7月26日(米国時間)、同社のライバルでもあるLinear Technology(リニアテクノロジー)を買収することで合意したと発表した。買収額は148億米ドル(約1.5兆円)相当になる見込みで、2017年上半期に完了する予定だとしている。
市場調査会社であるIC Insightsによると、2015年におけるアナログICサプライヤーの売上高ランキングでADIは4位、Linear Technologyは8位だった。買収後は同市場で9%のシェアを獲得することになり、18%のシェアを持つTexas Instruments(TI)に次ぐ2位となる。
アナログ半導体業界に詳しいアナリストおよびジャーナリストであるSteve Ohr氏によると……(続きはこちら)。
提供 EE Times Japan編集部:2016年7月27日掲載
- eejnews07_07#
ソニー、電池事業を村田製作所に譲渡
ソニーと村田製作所は2016年7月28日、ソニーの電池事業を村田製作所に譲渡することで合意したと発表した。2017年3月末をめどに取引きの完了を目指す。ソニーによれば、譲渡の金額については、現時点では開示できる情報はないという。
具体的には、ソニーの100%子会社であるソニーエナジー・デバイスが手掛ける製品のうち、マイクロ電池やリチウムイオン二次電池、リチウムイオン蓄電システムの法人向け事業を譲渡する。これには、ソニーが国内に所有している電池事業の販売拠点および研究開発拠点の他、中国とシンガポールに所有する電池事業の製造拠点に関連する資産と人員も含まれる。ソニー広報によれば……(続きはこちら)。
提供 EE Times Japan編集部:2016年7月28日掲載
- eejnews07_08#
NXP製品販売機能を統合、TEDとバイテックが合弁会社設立へ
東京エレクトロンデバイス(TED)とバイテックグローバルエレクトロクス(VGEL)は2016年7月28日、NXP Semiconductors製品に関する販売マーケティング、プロダクトエンジニアリングサポートを事業内容とする合弁会社設立に合意したと発表した。
TEDとVGELの両社は現在、共にNXPの国内販売代理店を務めている。TEDは、NXPが2015年12月に買収したFreescale Semiconductor製品を主に扱う。一方のVGELは、Freescale買収前からNXP製品を扱ってきた。今回両社のNXP製品販売機能を統合することで……(続きはこちら)。
提供 EE Times Japan編集部:2016年7月28日掲載
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