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製造業向けクラウド型品質検査ビッグデータ基盤を共同開発、まずは自動車分野へ光コム/FlyData

光コムと米FlyDataは、製造業向けのクラウド型品質検査ビッグデータ・プラットフォームを共同で開発すると発表した。

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 光コムと米FlyDataは2016年10月、製造業向けのクラウド型品質検査ビッグデータ・プラットフォームを共同で開発すると発表した。まずは自動車・自動車部品メーカー向けに開発を進め、2017年度中にサービス提供を開始する予定だ。

 光コムは、東京工業大学発のベンチャー企業。同社が開発した光コム形状測定器を用いた形状測定システムは、高速・高精度に製品の全数自動測定ができるセンサーとして、複数の自動車・自動車部品メーカーで採用が始まっている。

 FlyDataは、日本人がシリコンバレーで創業したベンチャーだ。データウェアハウスに、大量のデータを継続的に蓄積する仕組みをSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)として提供している。他のデータ処理サービスに比べてリアルタイム性に優れ、生産現場での利用に適しているという。

 今回の連携により、光コムのセンサーで取得した全世界の工場の測定データを、高速に処理・分析することが可能になる。両社は将来的に、人工知能(AI)を用いて蓄積データを解析し、工場のスマートファクトリー化を図るとしている。


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