インレットノズルとブラケットを一体化した遠心ファン:山洋電気 San Ace C270シリーズ
山洋電気は、インレットノズルとブラケット(取り付け用ケース)が一体となっている遠心ファン「San Ace C270」シリーズを発売した。
山洋電気は2016年8月、インレットノズルとブラケット(取り付け用ケース)が一体となっている遠心ファン「San Ace C270」シリーズを発売した。空気清浄機、産業用送風機、工業用エアコン、インバーター、通信機器、熱交換器などに適している。
◎編集部イチ押し関連記事:
» IIoTが実現する製造業の未来とそのメリット
» ガラパゴス化しつつある日本の製造業、つながらない設備機器
» ガラパゴス化しつつある日本の製造業、取り残されるプログラミング言語
» パラダイムシフトの時が来た! IIoT時代の生産設備の保守・管理は劇的に変化する
» トヨタが全面採用を決めた「EtherCAT」とは何か
通常、遠心ファンの特性を発揮するには、ファンにインレットノズルを正確に取り付ける必要があるが、同製品はファン、インレットノズル、取り付け用ケースが一体となっているため、取り付け精度による性能低下やばらつきがなくなり、ファンの特性を最大限に発揮できるとしている。
新シリーズのタイプは2つ。「9B1TP」タイプは外形寸法が270×270×99mm、重さは約1700g。「9B1TS」は270×270×119mmで約1920gとなっている。どちらも外部からファンの回転速度をコントロールできる、PWMコントロール機能を備える。
◎併せて読みたいお薦めホワイトペーパー:
» 5分で分かるEtherCAT
» 産業用IoT向け“次世代イーサネット規格”とは?
» 基礎から始める FL-net 入門編
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 実装密度の高い装置の冷却に最適な高静圧ファン
山洋電気はサーバ、ストレージ、電源装置など、実装密度の高い装置の冷却に対応する高静圧ファン「San Ace 80」9HVAタイプを発売した。 - ファンの回転速度を外部から制御できるPWMコントローラー
山洋電気は、PWMコントロール機能付きファンの回転速度を外部から制御できる「San Ace PWMコントローラ」のBOXタイプと基板タイプを発売。PWMコントロール機能付きファンを最大4台まで接続して使用できる。 - リニアサーボシステムのラインアップにセンターマグネット型とツイン型を追加
山洋電気はリニアサーボシステム「SANMOTION」のラインアップに、センターマグネットタイプとツインタイプを追加した。 - 1台で2台の6軸多関節ロボを制御できる高性能CPU搭載モーションコントローラー
山洋電気はモーションコントローラー「SANMOTION C」に、EtherCATインタフェースを搭載してCPUの処理能力を高めた新モデルを発表した。