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国内産業用ネットワーク機器市場のポテンシャルは高い、2022年に224億円規模へ:IDC Japan|市場予測
IDC Japanは、国内産業用ネットワーク機器市場に関する予測を初めて発表した。同市場における2017〜2022年の年間平均成長率(CAGR)は非常に高く、今後大きな成長が見込めるという。
IDC Japanは2018年1月23日、国内産業用ネットワーク機器市場に関する予測を発表した。同市場における2017〜2022年の年間平均成長率(CAGR)は21.4%と非常に高く、今後大きく成長する見込みだという。
近年、産業用ネットワーク機器市場はIoT(Internet of Things)活用の進展により、高い関心が寄せられている。特に産業用ネットワークの対象領域には、ネットワーク接続されていない“グリーンフィールド”が多く残されていることから、「成長の余地は大きい」とIDCは予測する。
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