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「つながる工場」は10万円から、既存設備をIoT化する3つの方法第2回 スマート工場EXPO(2/2 ページ)

つながる工場のメリットは広く認識されているが、生産設備の一新は高価である。そこで注目されているのが既存設備のIoT化である。スマート工場EXPOでは、シュナイダーエレクトリックが「3パターンのIoT化」を解説した。

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 これらは製造業IoTの第一歩といえる可視化ソリューションであるが、「10万円以下という低価格からの取り組みが可能」「事業者が自身の手で導入できる」「部分的な導入が容易」といったメリットを持つ。また、HMIをデータ収集プロセスに介在させることで、「人がどのように関与したのか」の測定も行える。

 林氏が製造業へのヒアリングを進める中では「装置が故障で止まっていると思ったら、段取り変更のために作業員が止めていた」といった話もあったそうだ。製造業への可視化ソリューションというと初歩的なものに見えがちであるが、「“見るべき所をハッキリ見る”ことはまだ不足している」という林氏のコメントは、つながる工場の難しさを端的に示している。

「つながる」ことは止まらない

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