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「面接の準備は万全に」――流れと質問をイメージし、繰り返しリハーサルを!:技術者が知っておきたい失敗しない転職活動のコツ(5)(1/2 ページ)
「自分のことを話すのだから大丈夫だろう」と面接準備を怠ってはならない。面接の流れや想定される質問をイメージし、事前に伝えたい内容をまとめておくことが重要だ。今回は、基本的な面接の流れと想定される質問を紹介するとともに、回答する際に気を付けたいポイントを解説する。
面接準備のための時間は必要
初対面の人と話すのは得意ですか? 面接では当然のことながら、初対面の人と話をすることになります。しかも話す内容は、自分のことについてです。普段からお客さまを相手に話すことを仕事にしている営業職の人でも、面接は別物で「緊張してうまく話せない」という人もいます。技術者の方は特に話しベタだったり、話すのが苦手と思ったりしている人が多いため、面接準備の時間は必要であると感じます。
以前、「自分のことを話すのに、なぜ対策や練習が必要なのでしょうか? やらなくても大丈夫ですよ」という方がいらっしゃいました。試しに「では、自己紹介とご経歴を話してみてください」とその方に投げ掛けてみたところ、案の定「はい。えーと……。あれ? 何から話せばよいのだろう……」という展開となり、その後、その方は入念な準備に取り掛かりました。「自分は大丈夫!」という人であってもしっかりと取り組んでください。面接準備は、やればやるだけ成果につながります。
「自己紹介/自己PR」のポイント
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