ニュース
「ThingWorx」はインダストリアルイノベーション基盤へ、IoT×ARがもたらす世界:PTC ThingWorx/Vuforia(2/2 ページ)
米PTC社長兼CEOのジェームス・E・ヘプルマン氏が都内で記者説明会を開き、同社の産業向けIoTプラットフォーム「ThingWorx」とAR開発プラットフォーム「Vuforia」による、“フィジカルとデジタルの融合”の意義と実例について紹介した。
フィジカルとデジタルの融合事例(後編)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 製造業のIoT/AR活用のカギはCADとPLMにあり――現実味を帯びてきたフィジカルとデジタルの融合
年次ユーザーカンファレンス「LiveWorx 2017」の基調講演に登壇したPTC 社長兼CEOのジェームズ・E・ヘプルマン氏は、同社が推進する「フィジカルとデジタルの融合」の中心的な役割を担うのが「CADとPLMだ」と述べ、IoTやARがどのような形で活用され、価値を生み出すのかについて、Bosch Rexrothの取り組みを例に説明した。 - 4つのネイティブ連携で製造業IoTへの取り組みを加速する「ThingWorx 8」
PTCは、IoTプラットフォーム「ThingWorx」の最新バージョン「ThingWorx 8」について、年次ユーザーカンファレンス「LiveWorx 2017」で発表した。2017年6月8日から提供を開始するという。製造業での活用を前提としたクラウド連携、工場内データ活用、AR体験に関する機能強化に加え、手軽に利用できる製造業向けアプリ群を展開する。 - 失われつつある“設計力”を回復できる職人気質の3D CAD「Creo」
PTCのハイエンド3D CAD「Creo」。その前身である「Pro/ENGINEER」の最初のバージョンがリリースされた1988年から現在に至るまでの歴史と、“設計者が求める設計ツール”のあるべき姿を追求し続け、機能強化を果たしてきたCreoの特長を紹介する。また他の追随を許さない同社の「デジタルツイン」への取り組みに基づく、注目機能なども併せて取り上げる。 - IoT、3Dプリンタ、ARを設計業務で手軽に活用できる「Creo」がもたらす未来
フィジカルとデジタルの融合をテーマに、「Creo 4.0」で実装済みの機能および間もなく提供される新機能について、米PTC CADセグメント シニアバイスプレジデントのブライアン・トンプソン氏が説明。さらに3Dプリンタ連携機能の一環として着手し始めている「トポロジー最適化」についても言及した。 - 自動車や家電などの物体にコンテンツを配置できる新機能を搭載したAR開発基盤
PTCは、AR(拡張現実)開発プラットフォーム「Vuforia」の最新バージョン「Vuforia 7」を発表。コンテンツを多様な物体や環境に配置するための機能強化が行われた他、より多くのデバイスで高度なAR体験が利用できるようになったという。