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CCD/CMOSセンサーは「目」から「生成手段」に、高成長続け50億台超へ:矢野経済研究所 CMOS/CCD世界出荷台数予測
単純な「目」から「データ生成手段」の役割を持つことで、成長を続けるCCD/CMOSセンサー市場。2020年に搭載機器出荷台数(メーカー出荷台数ベース)は52億2000万台まで伸長すると予測されている。矢野経済研究所調べ。
デジタルカメラや携帯電話、そしてスマートフォンの撮影デバイスとして成長を続けてきたCCD/CMOSセンサー。近年では個人認証や車載、監視などの需要が本格化しており、その勢いはしばらく続き、2009年〜2020年の年平均成長率(CAGR)は12.8%で推移するとみられる。矢野経済研究所調べ。
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