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生産設備の全体最適化に目を向けなければ、現場の課題は解消されない――ヤマハ発動機IIoT時代にこそ、日本のモノづくりが世界で強みを発揮する(5)(3/3 ページ)

「IIoT(Industrial IoT)」を実現させ、新たなモノづくりを創造するためには、現状の生産設備の在り方を見直す必要がある。今回は、ヤマハ発動機のIM事業部でロボットビジネス部長として活躍している村松啓且氏と、筆者との対談を通じて、日本が目指すべきモノづくりへの取り組みについて紹介する。

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AI採用で、増加する生産設備の最適化需要に対応

 IIoTの実現に向けて製造業が動き始めた現在、ヤマハ発動機では、既に先を見据え、システム統合環境における人工知能(AI)の採用を検討している。村松氏は、「組み立ての精度をより向上させ、時間がかかる調整作業の部分を人工知能で置き換えていくことを考えている」という。2018年にはこの人工知能の採用が実現する見込みだ。生産設備のさらなる効率化に向けたヤマハ発動機では、さらにその先までも見据えている。

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