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「瑞風」の非電化区間の走行を助ける小型ハイブリッド駆動システムを新開発:東芝/JR西日本 TWILIGHT EXPRESS 瑞風
東芝は、新型寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」向けの駆動システムとして、新開発の小型ハイブリッド駆動システムを納入した。
「美しい日本をホテルが走る。〜上質さの中に懐かしさを〜」をコンセプトに開発された西日本旅客鉄道(JR西日本)の新型寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(瑞風)の運行が2017年6月17日から開始された。
山陽、山陰地方を巡る瑞風は、途中架線のない非電化区間も走行する。そのため、駆動システムはディーゼル発電機で発電した電力とバッテリーアシストによるハイブリッド式を採用している。ここに、東芝が納入した新開発の小型ハイブリッド駆動システムが用いられている。
床下に十分なスペースがない! 駆動システムをどのように小型化したのか?
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