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40nm eCTフラッシュ搭載MCU、量産開始サイプレス eCTフラッシュメモリ内蔵マイコン

サイプレス セミコンダクタは、同社の「40nm eCT(Embedded Charge-Trap)」フラッシュメモリを搭載したマイコン(MCU)を発表した。従来製品に比べて25%小型化している。

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業界最小のセルサイズ


(画像はイメージ)

 サイプレス セミコンダクタ(サイプレス)は2016年12月、40nm eCT(Embedded Charge-Trap)フラッシュメモリを搭載したマイコン(MCU)を発表した。台湾のUMC(United Microelectronics Corporation)が製造し、量産出荷を開始している。

 eCTフラッシュ搭載マイコンは、セルサイズ0.053μm2のeCTフラッシュメモリを使用し、従来品より25%小型化した。ランダムアクセスは8ナノ秒、ワードプログラミング速度は30マイクロ秒。UMCが持つ40nm Low Power(40LP)ロジックプロセス技術と組み合わせることで、「業界最小」というセルサイズを可能にした。


 UMCは、自動車業界の品質規格AEC-Q100グレード0に準拠した車載ICなども製造している。同マイコンは、高性能アプリケーションに対応するほか、車載用途で求められる厳しい信頼性要件にも適合しているという。サイプレスでは、eCTフラッシュ搭載マイコンを同社の車載マイコン「Traveo」の新たな製品と位置付けている。

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