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最大出力44WのSPDTシリコンスイッチ、CMOS互換制御インタフェース搭載Analog Devices ADRF5130

アナログ・デバイセズは、最大出力44Wの単極双投(SPDT)シリコンスイッチ「ADRF5130」を発表した。

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単極双投(SPDT)シリコン・スイッチ「ADRF5130」
単極双投(SPDT)シリコン・スイッチ「ADRF5130」

 アナログ・デバイセズは2016年5月、最大出力44Wの単極双投(SPDT)シリコンスイッチ「ADRF5130」を発表した。従来に比べ、小型で低バイアス電流のセルラー無線システムが設計できる。

 ADRF5130は、高集積化により外部コンポーネントを不要にし、セルラー無線のフロントエンドの小型/高速化を可能にしている。既存のPINダイオードベースのソリューションに比べて消費電流を低減でき、単一の低電圧電源で動作するという。

CMOS互換制御インタフェースを採用

 また、高速なCMOS互換制御インタフェースを搭載し、1マイクロ秒未満でスイッチングを可能にした。高出力アプリケーションに対応した回路構成を採用したことにより、挿入損失は標準値0.6dB、アイソレーションは50dB、インターセプトポイント(IP3)は68dBmで、周波数帯は0.7〜3.5GHzに対応したとしている。

 パッケージは、4×4mmの小型LFCSP SMTで提供。1000個購入時の単価は10.04米ドルで、評価用ボード「ADRF5130-EVAL-Z」が99米ドルとなっている。


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