“カイゼン”を支援するIoTソリューションにクラウド型BIダッシュボードを提供:ウイングアーク1st MotionBoard Cloud
ウイングアーク1stは、萩原電気のIoTソリューションに同社クラウド型BIダッシュボード「MotionBoard Cloud」を提供することを発表した。
ウイングアーク1stは2016年6月7日、萩原電気のIoTソリューション「Hagiwara IoT One Solution」の「インダストリーIoTモニター」に、同社クラウド型BIダッシュボード「MotionBoard Cloud」を提供することを発表した。
Hagiwara IoT One Solutionは、センサーネットワーク、エッジコンピューティング、クラウドプラットフォーム、アプリケーション開発などの技術を活用して、製造現場のスマート化・可視化を行い、生産性向上とモノづくりを支援するためのソリューションの総称である。
その1つであるインダストリーIoTモニターは、生産設備の稼働情報や生産実績の情報を携帯通信網やインターネット回線を介して、クラウド環境に収集し、BIダッシュボードを通じて生産やサプライチェーンの効率化・カイゼンに役立てることができるアプリケーション。このインダストリーIoTモニターのBIダッシュボードとして、MotionBoard Cloudを提供する。
MotionBoard Cloudは、高速で多彩な表現力と直感的な設計手法により、世界中の各工場から収集した生産設備の稼働情報や実績情報、不良情報などを基に、「地図を活用した全拠点の生産予実確認」「工場やラインイメージを活用したそれぞれにおける稼働状況」「設備別の稼働状況と異常率や停止要因」の見える化を実現。生産現場における情報周知とカイゼンポイントの可視化をサポートする。
以下にダッシュボードの例を示す。
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