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SAPジャパンとクニエが協業、最短3カ月でのIoTシステム実装などを実現可能に:SAPジャパン SAP HANA Cloud Platform
SAPジャパンは、同社が提供するクラウドプラットフォーム「SAP HANA Cloud Platform」の拡販において、クニエと協業すると発表した。
SAPジャパンは2016年3月16日、同社が提供するクラウドプラットフォーム「SAP HANA Cloud Platform」の拡販において、クニエと協業すると発表した。今回の協業により、さまざまな分野へのSAP HANA Cloud Platformの活用支援のほか、最短3カ月でのIoT(モノのインターネット)システム実装などが可能になるという。
クニエは、NTTデータグループのビジネスコンサルティング会社。これまで、SAPの「SAP Fiori」を使った自社開発のポータルや次世代ERPの「SAP S/4HANA」の拡張開発検証実験など、SAP HANA Cloud Platformの活用で豊富な実績を持つ。
今回の協業でクニエは、SAP HANA Cloud Platformを利用したシステムのグランドデザインから、構築・定着化支援までを含めた総合コンサルティングサービスを提供。SAPジャパンでは、同サービスに対し、技術情報の提供、特定顧客に対する戦略的な協業、共同マーケティング活動に取り組むという。
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