SCSK aPriori
製造原価をリアルタイム算出して、全社共有できるシミュレーションシステム
SCSKは、製造業の設計開発・調達・製造など各部署で使用できる製造原価シミュレーションシステム「aPriori」の販売を開始する。
製品をいち早く市場投入することが求められる製造業では、エネルギーコストの上昇や物価変動、労働賃金の上昇、海外での部品調達・製造などの影響により、コスト管理が非常に難しい状況にある。
また、製品のライフサイクルコストは詳細設計の終了段階で全体の約80%が決定するといわれており、設計から調達・製造までのコストを、製品開発のより早い段階で可視化することが求められている。
こうしたニーズを受け、SCSKは米aPriori Technologiesと国内販売代理店契約を締結。2016年4月1日から、製造業の設計開発・調達・製造など各部署で使用できる製造原価シミュレーションシステム「aPriori(アプリオリ)」の販売を開始する。
各工程で自動算出した原価を、企業全体でリアルタイム共有
同製品は、ユーザーの知識レベルに関係なく、設計・調達・製造の製造原価を、いつでも自動でリアルタイムに算出。各工程で算出した原価を、企業全体で共有できる製造原価シミュレーションシステムである。
各場面において、部品材料、製造方法、製造工程、製造場所、設備機器、労働コストなど、コスト比較のシミュレーションを実施でき、「SCM(Supply Chain Management)」「ERP(Enterprise Resource Planning)」「PLM(Product Lifecycle Management)」などとデータ連携することで、より包括的な管理が行える。
さらに、同製品は3次元CADで設計した3Dモデルデータを直接読み込み、形状の特性、材料、製造場所、製造プロセスといった、さまざまな要因を考慮したコスト計算を自動で行うことが可能。設計の初期段階における目標コストとの差異比較、外れ値の部品および要因の特定、時間がかかっている製造工程の分析など、製造原価の削減方法を模索するのに役立てることができる。
同製品の主な提供価値は、「開発プロセスの早い段階から代替設計の可能性を模索し、設計変更などの手戻りを削減する」「サプライヤー(下請)からの見積価格を適正化し、金額の妥当性を判断する」「グローバルな視点で調達価格を判断し、コスト削減を図る」の3つ。
既に、北米、欧州、アジアを中心に、15カ国100社のグローバルカンパニーで導入実績があり、日本でも今後3年間で5億円の売上を目指すという(導入支援、コンサルティングを含む)。
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