キヤノンMJ/3D Systems ProJet MJP
最終製品の製造にも使える3D Systems製マルチジェット3Dプリンタ
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、3D Systems製マルチジェット3Dプリンタの新モデル「ProJet MJP 3600/3600 Max」および「ProJet MJP 5500X」の販売を2016年3月上旬より開始する。
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は2016年3月1日、3D Systems製マルチジェット3Dプリンタの新モデル「ProJet MJP 3600/3600 Max」および「ProJet MJP 5500X」の販売を同年3月上旬より開始すると発表した。
ProJet MJP 3600シリーズは、高速・高精細な造形が可能で試作以外の用途でも活用でき、高い生産性を実現するという。ProJet MJP 5500Xは、プロフェッショナルモデルの最上位機種で、従来モデル同様に大型造形が行えマルチマテリアルにも対応する。
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ProJet MJP 3600シリーズは、プリントヘッドの改良により従来シリーズに比べて約2倍の高速スループットと約2.5倍の大容量データ処理を実現しており、高速で高解像度の出力が行えるのが特長。試作や鋳造、最終製品の造形などに活用でき、高い生産性を実現するとしている。また、同シリーズに対応する「VisiJet M3プラスチック材料シリーズ」は精細かつ耐熱性に優れた柔軟性のある透明素材で、水や油といった流体の可視化や設計検証に使えるだけでなく、スナップフィットアセンブリにも利用できるという。
造形サイズは、ProJet MJP 3600 Max/ProJet MJP 3600 HDモード(積層厚32μm)で298×183×203mm。ProJet MJP 3600 UHDモード(積層厚29μm)およびXHDモード(積層厚16μm)で203×178×203mmである。
ProJet MJP 3600シリーズの主な用途としては、機能プロトタイプ、デザイン検証/テスト、アセンブル/フィッティング/スナップフィット、流体解析用可視化検証モデル、耐熱テストなどが挙げられる。さらに、固定/組み立て治具や真空注型・成型/射出成型/鋳造などの型・マスター型などの製作にも利用できるという。
同シリーズの販売価格(税別)は1250万円からとなっている。
一方のProJet MJP 5500Xは制御ソフトウェアの大幅な改良により、積層ピッチの高精細化とプリント速度の高速化を実現。また同製品と併せ、伸縮性に優れ、靭性の高い新エラストマー素材「VisiJet CE-BK&CE-NT」の取り扱いも開始する。ProJet MJP 5500Xの利用者は、従来のマルチマテリアルに加え、約6.5倍の伸縮率の新エラストマー素材も選択可能になり、これまで以上に幅広い造形が行えるという。
ProJet MJP 5500Xの造形サイズは、518×381×300mmで、積層厚は13μm、16μm、25μmとなっている。大型造形に適している他、前述のProJet MJP 3600シリーズと同様の用途で利用できる。
ProJet MJP 5500Xの販売価格(税別)は3130万円からとなっている。
製造業だけでなく、医療、教育にも3Dソリューション事業を展開
キヤノンMJは2014年4月に、3D Systemsの3D商品ラインアップをパーソナルからプロダクション分野まで拡大し、製造業を中心に3D関連ソフトウェアを活用した3Dリューション事業を展開。全国約200拠点に3D Systemsの認定サービスエンジニアがおり、均一な保守サービスを提供している。
今後同社は、3Dプリンタ導入が期待されている医療や教育などの分野でも、3Dデータの活用や導入支援をトータルサポートする3Dソリューション事業を展開し、2017年には売上高150億円を目指すという。
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