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高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッターに、カッターボディーを追加:三菱マテリアル FMAX
三菱マテリアルは、高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッター「FMAX」に、カッター径Φ40mmとΦ160mmのカッターボディーを追加した。
三菱マテリアルは2017年9月、高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッター「FMAX」に、カッター径Φ40mmとΦ160mmのカッターボディーを追加した。価格は、カッター径Φ40mmの「FMAX-040A04R」が9万3000円、同「FMAX-040A06R」が11万3000円、カッター径Φ160mmの「FMAXR16016D」が39万1000円、同「FMAXR16024D」が52万円(いずれも税別)。
FMAXは、軽量で高剛性、多刃設計が特徴の正面削りカッター。工具径125mm、24枚刃のカッターボディーにより、アルミニウム合金などの非鉄金属をテーブル送り速度毎分20m以上の高能率で加工できる。
また、インサートのすくい面上に設けたボディープロテクターと切れ刃に向かうクーラント効果が切りくずを排出し、カッターボディーへの擦過損傷を抑制する。特にカッター径Φ80mm以上のカッターボディーは、アルミニウム合金と特殊スチール合金を組み合わせることで軽量化と高剛性を両立させ、ダブテイル拘束構造が高速回転時にインサートの飛び出しを防止する。
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