連載
半導体不足に対するルネサスの答え:大原雄介のエレ・組み込みプレイバック(3/3 ページ)
エレクトロニクス/組み込み業界の動向をウオッチする連載。今回は、長引く半導体不足に対してルネサスエレクトロニクスがどう考えているか、について紹介する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 世界的な半導体の生産量不足、その原因と影響
エレクトロニクス/組み込み業界の動向をウオッチする連載。今回は、さまざまな業界へ多大な影響を及ぼしている「半導体の生産量不足」についてお届けする。 - 旺盛な半導体需要で好調なルネサス、Dialog買収効果含め営業利益率30%も視野
ルネサス エレクトロニクスが同社の事業展開の進捗事業を説明。足元の旺盛な半導体需要もあってIIoT(産業、インフラ、IoT)事業が好調に推移しており、2021年の通期業績は当初予想からIIoT事業の売上高と利益が上振れする見込みで、全社の営業利益率も前年の19%に対して25〜30%を見込める状況にあるという。 - ルネサス那珂工場で生産再開、5月には火災前比で100%に
ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は2021年4月19日、オンラインで記者説明会を開催。3月19日に発生した火災によって生産を停止していた那珂工場300mmウエハーライン(N3棟)で、4月17日に生産を開始したことを明らかにした。 - ルネサス那珂工場、火災前比88%まで生産能力が回復
ルネサス エレクトロニクスは2021年6月1日、同年3月19日に火災が発生したルネサス セミコンダクタ マニュファクチャリングの那珂工場「N3棟」(300mmウエハーライン)の生産能力の復帰状況について、火災前と比較して88%の生産能力に復帰したと発表した。 - 火災から3カ月 ルネサス、半導体生産能力が100%復旧
ルネサスは、3月の火災で生産能力が低下していた子会社の半導体工場について、24日夜に生産能力が100%復帰したと発表した。 - 半導体不足の遠因となった、旭化成の半導体工場火災で起こったこと
旭化成は2021年9月14日、2020年10月に起きた宮崎県延岡市の旭化成エレクトロニクス 半導体製造工場の火災について事故調査報告書をまとめたと発表した。建屋棟の損傷が激しく火災原因の特定には至らなかったが、発火場所の推定と、再発防止策などの調査結果を公開している。 - オンセミがGFの300mm工場を4.3億ドルで買収へ
ON SemiconductorとGLOBALFOUNDRIES(GF)は2019年4月22日(米国時間)、米国ニューヨーク州イーストフィッシュキルにあるGLOBALFOUNDRIESの300mmウエハー製造工場を、ON Semiconductorが買収することで正式に契約したと発表した。 - インフィニオン、300mmウエハー新工場の操業開始
Infineon Technologies(以下、Infineon)は、オーストリアのフィラッハに建設中だった300mmのウエハー対応の新工場の操業を開始。2021年9月17日(ドイツ時間)に開催したオープニング式典や記者会見で、その内容を説明した。 - ルネサス エレクトロニクスが山口工場を集約
ルネサス エレクトロニクスは2021年7月16日、100%子会社であるルネサス セミコンダクタマニュファクチュアリング 山口工場(山口県宇部市)の機能を2022年6月末に集約することを発表した。