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ソフトウェアテストの進捗を集計/管理するクラウドサービスベリサーブ QualityForward

ベリサーブは、リアルタイムでソフトウェアテストの進捗を集計/管理するクラウドサービス「QualityForward」の提供を開始する。大規模なテストを複数の拠点で分かれて行うのに効果的なサービスだ。

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 ベリサーブは2017年7月10日、リアルタイムでソフトウェアテストの進捗を集計/管理するクラウドサービス「QualityForward」の提供を開始すると発表した。大規模なテストを複数の拠点に分かれて行う場合に効果的なサービスで、初期費用不要の月額8万円(税別)からの従量制契約、または利用料金固定の一括契約で提供する。


 同サービスは、クラウド上でテストの進捗状況を入力/集計/管理し、テスト管理者がリアルタイムで結果を確認できる。同時に、集計結果のグラフ描画や表計算ソフトなどと同様の処理も行える。共同作業のためのプログレスバー機能やWebブラウザ上で簡単にスプレッドシート形式のページ編集ができる機能を搭載し、複数の実行者による同時編集と進捗状況の自動集計を可能にした。

 プログレスバー機能は、テスト実行の進捗状況をリアルタイムで表示する。事前にテスト完了期日を設定することで、業務の状況を一覧表示するダッシュボードを開いた時点で、各フェーズの進捗が定量的に表示され、遅れている/進んでいるかを赤い線を基準にして判断できる。

テスト成分を表示したプログレスバー
テスト成分を表示したプログレスバー(クリックで拡大) 出典:ベリサーブ

 また、テスト実行の進捗やバグの登録/修正の予定実績設定および実績値を各種システムから取得できる。描画されたグラフを要素ごとに表示したり、特定の期間をズーム表示することも可能だ。テストの進捗状況とバグの登録/修正状況の予定実績が集計/表示されるため、テストの進捗やバグの検出が予定とどれくらい違っているかを把握できる。

収束曲線グラフ:予想バグ曲線と実績の設定
収束曲線グラフ:予想バグ曲線と実績の設定(クリックで拡大) 出典:ベリサーブ

 さらに、使い慣れたスプレッドシート形式のまま、ブラウザ上で編集やテスト実行が行える。インポートするテストケースやテスト結果を記入する列の自由定義、フィルターや列幅変更、編集時の行挿入などにも対応している。

 同サービスの利用により、これまでテスト管理者やプロジェクト管理者が行っていた集計シート/集計ファイル/バーンダウンチャート(残りの作業量に時間を割り当ててグラフ表示したもの)/予定実績管理表の手作業による作成・運用が不要になる。管理者が進捗をリアルタイムで閲覧可能で、作業の状況を一目で把握でき、複数拠点でのテストプロジェクトで管理コストの大幅な削減が見込めるとしている。

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