ニュース
Xeon E3/第6世代Coreプロセッサ搭載の組み込み向け小型CPUボード:イノテック SX-8030
イノテックは、インテルのXeon E3/第6世代Coreプロセッサファミリーを搭載した小型サイズのCPUボード「SX-8030」を開発したことを発表した。
イノテックは2016年5月10日、インテルのXeon E3/第6世代Coreプロセッサファミリーを搭載した小型サイズのCPUボード「SX-8030」を開発したことを発表した。
SX-8030は、Xeon E3/第6世代Coreプロセッサファミリー(Core i7/i5/i3)を搭載可能なワイドレンジ12V(+9.0〜+19.2V)単一電源で動作する小型の組み込み向けCPUボード。USB 3.0/2.0/1.1、RS-232C、RS-485/422、GPIO、デュアルGigabit Ethernet、SATA、M.2、CFast、LCDインタフェースなどの豊富な外部I/Oに加え、PCI Express、Board to Boardコネクターによる拡張性も備える。また、同製品は自社設計/国内製造であるため、高い信頼性と安定供給が可能だとしている。
CPUボードのサイズはMini-ITX規格よりも小型な145×140mm。最新のDDR4メモリを採用し、Windows(Windows Embedded Standard、Windows Embedded Server含む)やLinuxの他、VxWorksなどのリアルタイムOSにも対応する。
主に、ビッグデータの取り扱いを必要とする医療機器、産業機器、通信機器、車載機器、監視システムなどの組み込み用途に適しているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 組み込み機器向け「Windows Embedded/IoT」とは?
マイクロソフトの組み込み/IoT機器向けOS「Windows Embedded/IoT」の導入メリットとは? Windows Embedded/IoTの最新情報や活用ポイントを、他の組み込みOSとの違いを交えながら詳しく解説する。 - 「Azure Certified for IoT」認定を取得したIoTゲートウェイ製品
安川情報システムは、多様なインタフェースとVPNなどの高度なネットワーク機能を搭載したIoTゲートウェイ製品「MMLink-GW」の販売開始を発表した。 - ボタンサイズSoC「Curie」搭載のArduino互換開発ボード
インテルは、小型x86ベースSoC「Curie」を搭載した開発ボード「Genuino 101」を2016年3月24日より販売開始すると発表した。 - 従来比で50%性能アップした64bit対応「Raspberry Pi」発売へ
アールエスコンポーネンツは「Raspberry Pi 3 Model B」の取り扱いを近日より開始すると発表した。