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大容量eMMC向け高速自動プログラミングシステム、最高1300個/時を生産:東陽テクニカ PSV5000/LX
東陽テクニカが大容量eMMCに適した高速書き込みシステム「PSV5000/LX」(米Date I/O製)を販売開始した。最高80MB/秒の書き込みで、最高1300個/時の生産が可能だ。
東陽テクニカは2016年11月15日、大容量eMMCに適した高速書き込みシステム「PSV5000/LX」(米Date I/O製)を同年11月16日より販売開始すると発表した。
車載インフォテイメントやスマートフォンの普及に伴い、それらの記憶デバイスであるeMMCの搭載量も増大しており、16GBや64GBといった大容量製品も登場している。しかし、大容量化に伴い、従来の自動プログラミングシステムでは書き込みに時間がかかるために生産能力の低下が問題視され始めていた。
東陽テクニカが販売を開始するPSV5000/LXは、高速書き込み装置(Date I/O「LumenX」)にデバイス搬送ロボット、トレーフィーダ、テープ入出力装置、レーザマーカを統合搭載可能なシステムで、最高1300個/時の製造をサポートする。
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