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スロベニアに産業用ロボットの生産拠点を新設し、需要拡大に対応:安川電機
安川電機は、スロベニアにロボット生産子会社「YASKAWA Europe Robotics d.o.o.(仮称)」を設立すると発表した。
安川電機は2016年10月、産業用ロボットの新たな生産拠点として、スロベニアにロボット生産子会社「YASKAWA Europe Robotics d.o.o.(仮称)」を設立すると発表した。欧州に新たな生産拠点を設けることで、ロボットの需要拡大に対応し、EMEA(欧州、中東、アフリカ)全域への迅速なロボット供給を目指す。
新会社では、制御装置を含む産業用ロボットの開発と製造を行う。敷地面積は3万平方メートル、従業員数は2020年時点で約170人を予定する。資本金は2100万ユーロ(約24億円)で、2018年9月に生産を開始する予定だ。
同社は現在、福岡県と中国江蘇省にロボットの生産工場を展開している。ロボット市場は、新興国の経済発展や少子高齢化による医療・介護などの新市場により、さらなる成長が見込まれている。今回、市場ニーズの高い欧州に新たな生産拠点を設けることで、生産能力の拡大を図り、今後の需要増に対応するとしている。
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