明るさ1.4倍で音質も向上、LED電球スピーカーに新製品:ソニー LSPX−103E26
ソニーは、従来品よりも機能や性能を大きく向上させたLED電球スピーカーの新製品「LSPX−103E26」を2016年5月21日に発売。
ソニーはLED電球スピーカーの新製品「LSPX−103E26」(オープン価格)を2016年5月21日に発売する。「空間そのものを活用して新しい体験を創出する」というコンセプトを持つソニーの新商品群「Life Space UX」の1つで、従来機種より機能や性能を大きく向上させた。スピーカー設計を改善することにより音質を向上させた他、約1.4倍の明るさを実現している。さらに2台のLED電球スピーカーによるステレオ再生およびダブル再生、192色カラー点灯機能などの新機能も加わっている(図1)。
LED電球スピーカーは、ダイニングやリビングルーム、寝室のほか、これまでスピーカーを設置しにくく、音楽とのなじみが薄かったキッチンや洗面所といった場所でも使用できる。従来機種と同様に通常のLED電球と同等のサイズまで小型化したためE26の口金、また市販の交換アダプター使用によりE17口金に装着可能だ。
新商品は、新開発の光学レンズグローブに乳白色拡散素材を採用し、さらに従来の光学設計を見直すことで、従来機種に比べて約1.4倍の全光束500lm(ルーメン)の明るさを実現した。また、スピーカーの振動板を最適化し、スピーカーボックスの容量を増やすことで高音域の再現性や音の広がりなどの音質を向上させている。
さらに、本機2台から左右それぞれの音を流すステレオ再生や、同じ音を2台で再生するダブル再生を実現するSpeaker Add機能を搭載し、臨場感ある音楽体験を提供する。この他、好みの色を選んで点灯できる192色カラー点灯機能と、音楽のリズムや音量にあわせてカラーが連動する音楽連動モードを新たに搭載。色と音楽で空間を演出できる。
その他、スリープタイマー/ウェイクアップタイマー機能、着信お知らせ機能など、リラックス空間をサポートする機能も搭載している。音楽の再生・停止や音量調節、調光・調色などの基本操作は、付属のリモコンで行えるほか、専用アプリケーションをインストールすることで、Bluetooth対応のスマートフォンやタブレットなどからの操作も可能だ。実売推定価格は2万4000円前後としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「電力自由化どうする?」――あなたの周りはこう考えている
VSNは、関東在住のビジネスパーソンを対象に実施した「電力自由化に関する意識調査」の結果を発表した。 - データセンターの消費電力量が省エネ対策効果により市場成長率を下回るように
ミック経済研究所は、国内のデータセンター市場と消費電力量に関する調査結果をまとめた「データセンタ市場と消費電力・省エネ対策の実態調査」を発刊した。 - 消費電力が従来比75%削減、オフィスに最適なLED照明
アイリスオーヤマは、オフィスビル管理者や入居者の方がオフィス照明に求めるニーズを取り入れた「グリッド天井用LED照明」を2016年3月上旬に発売する。 - 高信頼性を実現した高効率照明用LEDパッケージ
豊田合成は、世界トップレベルの発光高効率となる200lm/Wを実現した照明用LEDパッケージを開発した。