ニュース
イーソルがルネサス「RX65N」マイコン向けROS 2エンジニアリングサービスを提供:高信頼なロボットシステム開発を支援
イーソルは、ルネサス エレクトロニクスの産業用IoT機器向けマイコン「RX65N」を用いたロボットシステム開発を支援する、ROS 2向けエンジニアリングサービスの提供開始を発表した。
イーソルは2018年11月29日、ルネサス エレクトロニクスの産業用IoT機器向けマイコン「RX65N」を用いたロボットシステム開発を支援する、ROS 2(Robot Operating System 2)向けエンジニアリングサービスの提供開始を発表した。
ロボット制御フレームワークのオープンソースソフトウェア(OSS)であるROS/ROS 2は、近年、自動運転システムや高機能なロボット制御が必要とされる製造現場など、さまざまな分野で注目されている(関連記事:単なる“ロボット用OS”ではない「ROS」の概要と新世代の「ROS 2.0」)。
◎併せて読みたいお薦めホワイトペーパー:
» IoTにおける無線機器の認可
» IoTの「T」に不可欠な「センサーと組み込み機器」
» IoTではZigBeeよりもBluetooth? 注目技術が勢ぞろい
» 5Gは「IoTデバイスを制御する」ことだけが目標?
ルネサス「RX65N」マイコンによるROS 2通信実証の成功を踏まえ
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Nintendo Switch「Joy-Con」を支えるリアルタイムOS
品薄状態が続く「Nintendo Switch」の特徴の1つである、ゲームコントローラー「Joy-Con」。分離合体可能なコントローラーのNFC制御などにはリアルタイムOSが利用されている。 - eT-Kernelコアのプラットフォーム、「RZ/G1M」搭載ボードに対応
RTOS「eT-Kernel Multi-Core Edition」を中核としたプラットフォームが、ルネサス「RZ/G1M」を搭載した「Armadillo-EVA 1500」に対応した。 - ARM認定トレーニングサービス、イーソルが提供開始
イーソルがARMの認定トレーニングセンターとして、組み込みソフトウェア開発者向けトレーニングサービスの提供を開始する。ARMv7-AとARMv8-A、2つのアーキテクチャについて解説と実践のコースが用意される。 - デンソーが車載ステレオカメラにイーソルのRTOSを採用した2つの理由
デンソーが車載ステレオカメラにイーソルのRTOS「eT-Kernel MCE」を採用した。その理由について「ISO 26262対応であること」などを挙げている。 - ディープラーニング画像認識の検証期間が数カ月から1週間へ大幅短縮
イーソル、Uncanny Vision、ビーティージーコンサルティングの3社は、組み込み機器を用いたディープラーニング画像認識の検証を容易に行える「UncannyDL QSK(Quick Starter Kit)」の提供開始を発表した。