製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」で実施した読者/会員アンケート「製造業 省エネの課題」(2016年7月調査)の結果をまとめました。
自社工場や施設における省エネについては8割以上が取り組んでいると回答しており、さらにその内の6割以上が行った取り組みについて「効果が出ている」としています。具体的な行った取り組みは照明と空調に関するものが多く、「不要な照明の消灯」「空調温度の見直し」「更新時の高効率照明導入」など、着手しやすい部分からの省エネ施策実行が一般化しているといえます。
今後取り組みたい省エネ施策としては、前述の照明および空調を中心とした身近な対策に加え、「省エネ設備・機器の導入」「省エネ関連のソリューション導入」といった、一歩済んだ施策を検討する声もあがっています。
ただ、これらの省エネ施策についてアンケートでは「効果が見えにくい」「導入コストが高い」「そもそもの予算がない」といった声も同時に寄せられています。省エネ施策は「直接的な生産性向上や売り上げ増加などに結び付きにくい」取り組みである事実も改めて浮き彫りになりました。
電子ブックレットのダウンロードはこちらから
本電子ブックレットは、TechFactoryで実施した読者/会員アンケート「製造業 省エネの課題」(調査期間:2016年7月8〜21日)の結果を基に制作しています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.