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「気付けばそれがDXの入り口だった」創業91年の醸造機器メーカーの社内改革DXセレクショングランプリ企業に学ぶ成功のカギ

製造業でもDXが大きな注目を集めているが、なかなかその第一歩が踏み出せない企業も多い。こうした中で、コミュニケーションツールからデジタル化に取り組み成果を残しているのが、醸造機械メーカーであるフジワラテクノアートだ。

» 2024年05月08日 10時00分 公開
[PR/TechFactory]
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 製造業でもDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性が叫ばれて久しいが、現実的には大手企業を除けば、日常的な業務においてデジタル化そのものが遅れているところも数多く存在する。属人的でアナログな作業により人の労力が無駄に消費されている環境が残されているのだ。発注書、稟議書など紙ベースでの管理はもちろん、電話やメールによるコミュニケーションのバケツリレーや、会議室や社用車など社内設備の備品予約を担当者が差配するような状況に頭を抱えている人も数多くいるのではないだろうか。

 こうした状況に基本的な業務からデジタル化を推進し、幅広く企業内のDXを進めているのが、創業91年の醸造機械メーカーであるフジワラテクノアートだ。3年前までは紙や電話などアナログだったフジワラテクノアートが、21のシステムツールの導入に成功し、経済産業省の「DXセレクション2023」グランプリにも輝くようになったのはどのような取り組みを進め、どのように社内が変化したからなのだろうか。同社がDXの第一歩としてコミュニケーションツールを選定した理由をひもとくと、中小企業が陥りやすいDX推進の落とし穴への対策ポイントが見えてきた。

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