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Veriserve Mobility Initiative 2024セミナー

» 2024年04月23日 00時00分 公開
[PR/TechFactory]


世界で打ち克つ「モビリティ品質」を考える
−SDV時代の日本のモビリティ・イノベーションを加速する−

 人やモノの移動を、安全に、スマートにするモビリティ新時代。その実現は、SDVのみならず社会の新たなシステムを支えるソフトウェア開発にかかっていると言っても過言ではありません。

 世界のモビリティ開発は、どこに向かっているのか。われわれがその中で打ち克つためには、どういうアクションが必要か、日々頭を悩ませている開発者の方も多いのではないでしょうか。

 ベリサーブは高い信頼性が求められるオートモーティブの領域で、約12,500件のプロジェクトに携わり、培った経験と研究ナレッジで、お客様と共走を続け、未来を加速させる新しいイノベーションを社会に届けています。

 本カンファレンスでは、モビリティ社会の最前線に立つ有識者や開発に取り組むゲストをお招きして、最先端モビリティ事情と、そこで必要とされる「品質創造」を、6月26日・27日の2日間にわたるライブ配信で共有します。

こんな課題を抱える方におすすめ

  • モビリティ関連の業務を通じて日々ソフトウェアの品質改善や向上に携わっている方々
  • OEM、部品メーカー、自動運転、EV開発、MaaS関連企業の担当者様
  • 関連システムのセキュリティ対策の担当者様

プログラム 6月26日(水)

チューリング株式会社 
取締役CTO/
国立情報学研究所 助教/
名古屋大学 客員准教授/
JSTさきがけ研究員
青木 俊介 氏

6月26日(水)13:05〜13:45

基調講演「生成AIと完全自動運転 〜世界モデルが切り拓く未来〜」

生成AI・大規模言語モデル(LLM)の出現に伴い、運転シーンの理解・運転行動の決定・運転データの検索システム・車両のデザインまで大きく様変わりし、自動運転技術も大きく変化・進展しています。本講演では、チューリング社が開発してきた世界初のLLM自動運転システム・マルチモーダルライブラリ「Heron」と、生成AIを使った車両デザインを紹介し、生成AIと世界モデルによって期待される完全自動運転システムの未来・最新研究事例・生成AIと自動運転AIの共通点についてアカデミックな観点から詳しく説明します。




株式会社ベリサーブ 
中部モビリティ第一事業部
第一課
金治 克典

6月26日(水)13:45〜14:15

技術講演「車載OTAの現状と現場での品質確保」

車載OTA(Over the Air)元年といわれた2020年から4年が経過し、OTAによる車両の性能アップ、脆弱性への対応が実装されてきています。安全性への担保、運用上の課題解決、他システムとの連携、内製化による差別化の検討など、従来の車両開発以上に多くの対応に迫られています。本講演では、車載OTAの現状と当社の考え方や取り組みについて紹介します。





株式会社ベリサーブ 
サイバーセキュリティ事業部
脆弱性マネジメント課
藤原 洋平

6月26日(水)14:25〜14:55

技術講演「SBOM最新動向'24」

SBOM(Software Bill Of Materials:ソフトウェア部品表)という言葉が普及し始めてから数年がたちました。当初はSBOMに記載すべき内容や、現場レベルでの具体的な活用方法が不透明な部分も多くありましたが、近年では、各種業界や団体でのSBOMへの理解が深まり、SBOM運用のガイドラインなどが発行される状況となりつつあります。本講演では、SBOMに関する各国の法規の動向や、最新のSBOM情報をお伝えします。




京都産業大学 
情報理工学部 教授
井上 博之 氏

6月26日(水)14:55〜15:35

招待講演「車載ネットワークのセキュリティトレーニングプラットフォーム」

車載システムのセキュリティ対策がますます重要になっている中で、自動車は移動体IoTデバイスの一つとして非常に複雑なシステムとなっており、その理解や設計のためにはOS、ネットワーク、クラウドなどの要素技術を身に付けることも求められています。本講演では、近年の自動車アーキテクチャの大きな変化と人材教育について触れ、自動車で広く使われているCANプロトコルの初学者向けトレーニングプラットフォーム開発と、それを使った解析・なりすましなどの実習について紹介します。

プログラム 6月27日(木)

経済産業省 製造産業局
自動車課 モビリティDX室 室長
伊藤 建 氏

6月27日(木)13:05〜13:45

基調講演「自動車産業のDXに関する経済産業省の取り組み(仮)」

昨今の自動車・モビリティは、GXとDXでの2軸で産業構造や競争環境の変化が進んでいます。また、自動車産業を取り巻くデジタル技術の進展に伴い、今後、DXがGXと並ぶ大きな競争軸となっていきます。経済産業省では、「モビリティDX検討会」を開催して官民での議論を深め、SDV、自動運転やMaaSといった新たなモビリティサービス、企業を超えたデータ利活用など、DX全体を貫く戦略の策定を行っています。本講演では「モビリティDX検討会」の内容を中心に、経済産業省の取り組みを紹介します。

※セッションの内容は変更となる場合もございます。

株式会社ベリサーブ 
東日本モビリティ第四事業部
データサービス課
上松 明日香

6月27日(木)13:45〜14:15

技術講演「機能安全およびセキュリティ規格適合プロセスと、ソフトウェアFMEA手法の活用 〜新たなPMOの役割〜」

本講演では、ISO26262、ISO/SAE21434、A-SPICEに基づく機能安全とサイバーセキュリティ対応の新たなガイドライン、テンプレート整備について解説します。具体的には、既存プロセスへの各種規格適合のための事例紹介と、信頼性の高いソフトウェア開発を確保するためのFMEA手法の構築に焦点を当てます。さらに、これらの手法を導入し適用するために有効な、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の実践的な役割と活動についても解説します。


株式会社ベリサーブ 
ConTrack事業開発部
開発課 課長
横田 浩行

6月27日(木)14:25〜14:55

技術講演「"Document-DevOps"による開発DX基盤実現へ 〜「ConTrack」の進化の方向性〜」

トレーサビリティ管理とドキュメント構成管理を組み合わせた差分・変化点分析と影響範囲分析により、開発のQCD向上に寄与する「ConTrack」はますます多くのお客様に関心を持っていただけるようになりました。最近では、ヒューマンエラーの抑止、開発期間の短縮を目的とした自動化を含め、従来のDevOpsの考え方を設計工程にも取り入れることで、"Document-DevOps"とも呼べるような開発環境の構築に関心が集まりつつあります。本講演では、ベリサーブが考える"Document-DevOps"が何なのか、「ConTrack」が目指す方向はどういったものなのかをお伝えします。

ASAM
Representative of ASAM Japan
庄井 美章 氏

6月27日(木)14:55〜15:35

招待講演「国際標準化団体ASAMにおける自動運転検証の標準化 ー実績と現在および将来ー」

自動車業界内で標準化を進めるASAMでは、OEM、サプライヤー、ツールベンダー、サービスプロバイダー、研究機関などからなる国際的なメンバーに中立的な協働プラットフォームを提供し、非競争な領域における実装レベルの標準を策定しています。本講演では、その実績から自動運転検証に関わる標準化の現状および将来について概説し、どのような領域が標準化されているかを説明します。また、ASAMに参加する事で実現できる点についても紹介します。



セミナー概要

 開催日時  2024年6月26日(水)・ 6月27日(木)13:00〜15:45
 形式  ライブ配信 オンラインカンファレンス
 参加費  無料
 主催  株式会社ベリサーブ
 お問い合わせ  株式会社ベリサーブ VMI事務局: VMI@veriserve.co.jp
※主催社の競合企業にお勤めの方および個人の方のご参加はご遠慮ください。予めご了承のほどお願い申し上げます。
※カンファレンス視聴方法は、お申し込みいただいたメールアドレスへ事前にご連絡いたします。

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