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動画で学ぶ電源回路のEMI対策、スイッチング電源のノイズを多面的に考察するアナログ・デバイセズ株式会社提供Webキャスト

スイッチング電源は、EMIの原因となり得る。この問題の解消には、設計プロセス全体を通した多面的な対策が必要だ。本動画では、IC自体のノイズキャンセリング技術や、回路設計の各プロセスにおけるEMI対策のポイントと解決策を解説する。

» 2023年10月30日 10時00分 公開
[PR/TechFactory]
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 スイッチング電源は、EMI(電磁干渉)の原因となり得る。この要因には、スイッチング周波数やその高調波、スイッチング遷移があり、経路としては、放射/入力伝導/出力伝導の3つが考えられる。こうした電気的ノイズは、回路の性能を低下させてしまうため、さまざまなノイズ規格が制定されており、電子機器はこれらの規格に適合しなければならない。

 EMIの問題を解決するには、設計プロセス全体を通した多面的な対策が必要だ。IC自体のノイズ減衰性能はもちろんだが、回路設計や部品選定、実装、レイアウトの各段階において、適切な対策を講じる必要がある。例えば、最初の回路設計の段階では、適切な入力フィルターを準備しておくのがよいだろう。

 実装においては、表層のSWノードの面積を最小限に抑えることが重要であり、さらにレイアウトを考える時にはホットループをいかに小さくするかが必要だ。本動画では、電源IC自体のノイズキャンセリング技術を紹介した上で、電源回路の各設計プロセスにおける対策のポイントと解決策について解説する。

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