大学や研究機関では最小限の時間で最大限の成果を挙げることが最重要課題であり、契約にまつわる事務手続きは簡略化する必要がある。そこで学術研究機関を対象にSoC設計ポートフォリオに無償でアクセスできるプログラムに注目したい。
研究者にとって“時間”は極めて重要なリソースであり、誰もが最小限の時間で結果を得たいと考えている。契約にまつわる事務手続きを省き、信頼性のあるIPへアクセスすることで研究・設計に注力する必要がある。
そこで注目したいのが、学術研究機関を対象に、世界をリードするSoC(System on a Chip)設計ポートフォリオを無償で提供する技術支援プログラムだ。マイクロコントローラーをはじめ、アプリケーションプロセッサ/GPU/機械学習アクセラレータ/システムIP/関連ツール/トレーニングまで、あらゆるものがそろっている。さらに「フィジカルIP」「試験数量でのテープアウトの権利」もリクエスト可能だ。
契約は、研究機関がオンライン上での締結を1回するだけで完結し、これで商業的な実績のあるカスタムパッケージを無料で継続的に利用できる。また、研究にとって重要なコラボレーションも容易であり、所定の条件を満たすことで会員の機関が研究中の技術やIPを共有し、共同研究を行えるのも魅力だ。本動画では、同プログラムの特長をコンパクトに紹介する。
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