品質問題の発生、市場投入の遅れ、部署間の連携ミス、コストの増加、環境負荷の軽減……。製造業の設計者やデザイナーが抱える多くの課題を解決し、顧客体験を高めるとともに開発現場を変革するクラウド対応のハイエンド3D CADとは?
今、製造業の設計者やデザイナーは多くの課題を抱えている。まず普遍的な課題とも言える品質。近年は消費者のニーズや好みが多様化し、どのように使われるのかという顧客体験を開発の初期段階で想定するのは難しい。その結果、品質を担保し切れなくなっている。市場投入の遅れも課題の一つだ。特に消費財は、消費者に「欲しい」と思わせる商品をいかに早く市場投入するかが企業競争力に直結する。顧客の速い変化に合わせてニーズを先取りするくらいのスピード感で市場に投入するためには、開発時の修正や手戻りは極力避けなければならない。
品質を担保しつつスピーディーに市場投入するには、社内の技術者、部署間の連携も重要だ。さまざまな専門性やバックグラウンドを持つ人たち、あるいは国籍も異なる人たちのスムーズな意思疎通、イメージの共有は難しい。部署をまたぐデータのやりとりに手間がかかったり、レビューと修正のサイクルに時間を要したりするという課題もある。
これらの課題を解決するためには、デジタルテクノロジーを活用したい。しかしコストにも課題がある。テクノロジーを十分に活用するには、最新の環境や重いデータでも扱いやすい高スペックなハードウェアを整えたいが、湯水のようには投資できない。材料をはじめさまざまなものが高騰しているという現実もある。
企業の社会的責任として、環境負荷の軽減も求められている。今や当たり前となったSDGsへの取り組みは、コストダウンと直結するわけではないが企業価値を向上させ、資金調達しやすくなるなど、企業運営にとってメリットもある。
これらの複雑に絡み合った課題を解決するには、設計だけでなくデザイナーも含めたシームレスなコラボレーション環境が必要だ。社内間の連携をスムーズにしてQCDを高め、環境負荷軽減にも貢献するコラボレーション基盤と、その上で動作するクラウド対応のハイエンド3D CADについて紹介しよう。
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