変化が激しい製造業で注目されるリスキリング。組織的に取り組むには将来必要なスキルと現状把握が必須だ。だが従来のExcelや紙の力量管理では限界がある。力量情報のデジタル化で戦略的なリスキリングを可能にするクラウドサービスとは?
製造業では「人」に関する悩みが尽きない。人手不足、技術継承、若手人材の採用難や早期離職という課題がある一方で、技術革新や脱炭素化、DXの進展など環境は大きく変わり、モノづくりに必要な技術やスキルのバランスも変化してきている。自動車のEV化はその顕著な例だ。変化に適応するための技術やスキルを習得する「リスキリング」という言葉を目にする機会も増えた。
本来リスキリングは、企業が、これから必要とする新しいスキルと現状のスキルとのギャップを埋めるために従業員に対してスキルの習得を促すことを意味する。また、従業員の主体的な参画が必要であり、企業は従業員のキャリア形成を見据えた学習環境の構築も重要だ。
しかし、実際のところリスキリングはあまり進んでいない。その要因には「スキルの可視化が不十分であること」「会社にとって将来必要なスキルを戦略的に見定められないこと」「従業員のモチベーションを維持できないこと」が挙げられる。Excelや紙の書類で実施している従来の力量管理では、この状況から脱するのは難しい。
そこで、リスキリングを効果的に進めるための基盤としてSkillnoteが提案しているのが、製造業向けのスキルマネジメントシステム「Skillnote」と、同社が提供するコンサルティングサービスだ。どのようなシステムなのか、力量管理がどう変わるのか、紹介していこう。
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