生産管理のデータを原価計算に活用できず、製品別の実際原価が見える化されてない、という課題を抱える企業は多い。シンプルで分かりやすく、現場の負荷を増やさずに、経営判断に役立つ“使える原価数値”を可視化する方法を紹介しよう。
原材料コストやエネルギーコストの高騰は、昨今の大きな問題だ。従来の価格でどこまで持ちこたえられるのか、製品価格に転嫁するならばいったいどれだけ値上げすればよいのか、と頭を悩ませている経営層の方も多いことだろう。
検討する上で非常に大事な情報となるのは「原価」だ。だが、経営判断に使える数値として原価が可視化されているだろうか。各部門からのデータはいまだに紙やExcelが多く、収集に時間がかかるうえ、結局“間違い探し”に手間がかかって経営分析までたどり着けない、ということも珍しくないだろう。「生産管理はシステム化/高度化したものの、そのデータが原価計算に活用できてない」「何をいくら仕入れ、出荷したのかは分かっても、原材料費の変動や、各作業工程がどの製品にどれくらい影響しているのか分からない」など、課題を抱えている企業は多い。
一方、原価管理システムを導入したものの、運用に苦労しているというケースもあるだろう。そもそも入力項目が多く複雑で、原価に関する十分なリテラシーがないと原価管理システムはなかなか使いこなせない。また、生産管理と連携していなかったり、自身の業種にマッチせず知りたい数値が見られないという声も聞かれる。もっとシンプルで分かりやすく、現場の負荷をあまり増やさずに、必要な数値を的確に見られる仕組みがあったら……と考えているのではないだろうか。
このような悩みを解決してくれるソリューションが、中堅・中小製造業向け生産管理システム「Factory-ONE 電脳工場MF」と、製造業の特徴に合わせて実装されている原価管理強化のアドオン「製造業テンプレート」だ。
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