「重くて大きい」というこれまでの常識を覆す、軽量で薄型のモバイルワークステーションが登場した。持ち歩くためにこだわったポイントや、場所や時間にとらわれず“いつでもどこでも”CADの作業ができることで生まれる新たな世界とは。
CADを活用したモノづくりのデジタルエンジニアリングで欠かせないのが、高性能なコンピューティング環境だ。高い処理速度や高精細な3Dグラフィックスが求められるCADの世界では、これまでデスクトップ型のワークステーションが主に使われてきたが、近年はPCの性能向上でノート型のモバイルワークステーションも登場。場所や時間にとらわれずに“いつでもどこでもCAD作業ができる”環境がモノづくりの世界でも広がってきた。
だがこれまでのモバイルワークステーションは「重くて大きい」モデルがほとんどだった。CADソフトを快適に動作させるためには高いパフォーマンスが必要となるが、CPUやGPUの発熱対策のための冷却システムや高精細大画面ディスプレイ、電力消費の大きいシステムを長時間使うための大容量バッテリーなど求められるスペックを1台にまとめると、どうしても重量やサイズが大きくなってしまっていたのだ。
この「重くて大きい」というモバイルワークステーションの常識を覆す、軽量で薄型のモバイルワークステーションが登場した。“いつでもどこでもCAD”を実現する軽量モバイルワークステーションとはどのようなものか。コロナ禍でテレワークが急速に拡大する中、持ち歩けるワークステーションから生まれる「デジタルエンジニアリングの新たな世界」とは。
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