メディア

マルチデバイス展開を求められるHMI、開発コスト・UX・スピードを両立するにはHMI開発

組み込み機器のHMIが高度化しているが、その開発は大きな負荷になっている。同じHMIを、PCやスマートフォン、タブレット端末などへのマルチデバイスに展開することや、MCUベースの組み込み機器でもリッチHMIを動作させることなども求められている。これらHMI開発の課題を一気に解決するのがThe Qt Companyの「Qt」である。

» 2021年06月24日 10時00分 公開
[PR/TechFactory]
PR

 昨今、組み込み機器のHMI(Human Machine Interface)がGUIを採用するなどの高度化が著しい。スマートフォンをはじめとする画面付きスマートデバイスの普及により凝ったGUIが当たり前になってきたことが背景にあるが、少し前までなら機械式スイッチと液晶パネル程度で済んでいた用途まで、現在ではモダンなHMIの搭載が要求されるようになっている。しかも、それらのHMIのGUIが3D的に表示されることも珍しくない。

 ただし、これらのHMIを開発する側からすれば大きな負荷である。スマートフォンクラスのGPUや2D/3DのAPIが常に使えるとは限らないし、場合によっては、スマートフォンやタブレット端末をネットワーク接続してGUI表示する「ヘッドレスデバイス」への対応も求められる。そして、これらのHMIを、個別に一からハードコーディングするのは開発コストと開発期間の両面で難しくなりつつある。

 解の一つは、HMIの全てをWebベースに全て移行することだが、そのためには機器側でWebサーバを動かす必要があるし、先述のヘッドレスデバイスはともかく画面一体型の組み込み機器では、同じ機器の中でWebサーバとクライアントが動くという無駄な構成になってしまう。要求が厳しくなり続ける組み込み機器のHMI開発の課題は、どのようにすれば解決できるのだろうか。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:The Qt Company
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部